尼崎オニバリーデイズ

尼崎出身の大学生がチマチマと綴る日記。onigiribakudang.hatenadiary.comが本家ってことになってるけど現在は更新停止状態。

4月

古舘伊知郎報道ステーションが終わった。俺はギリギリ久米宏の頃の記憶もあるが、世代的には報ステと言えば古舘というイメージが強い。逆に、スポーツ実況をしていた頃の古舘伊知郎の記憶もある。勿論全盛期のプロレスやF1の世代ではないので、ガキの頃に見た筋肉番付やSASUKEでの実況の印象だ。それでも当時はあの手の番組が大好きだったから、はっきりと覚えている。という話は以前にもしたような気がするな。色々と言われているが、古舘伊知郎はキャスターとしてともかく喋り手としては超一流であると個人的は思っている。という話も以前ブログに書いたような気がする。
そこまで古舘報ステが好きだったのかと問われれば決してそんなことはないし、何となく22時台に他に見るものもなくぼんやりと見ていただけだ。ただ、やはりあれだけ長く続いたものが終わるというのは少し寂しい気持ちになる。喋りの方面での活躍を期待している身としては、報ステのキャスターを降りることは喜ばしいことだ。きっと同じように思っている人は少なくないはず。それにも関わらず終わってしまうことに寂しさを感じるのは、時代の終わりというと大袈裟だが、上手く言葉に出来ない何かがある。
同じく昨日で最後の放送となったごきげんようにしてもそうだ。決して毎日見ていた訳ではない。好きでも嫌いでもない、ただそこ(13:00〜13:30)にあるだけの番組。その程度にしか思っていなかった。それでも終わるとなるとやはり寂しい。子供の頃から「あるのが当たり前だったもの」が無くなる。
現在のセリーグの監督は全員俺が現役時代を知っている人だ。俺が野球を好きになった頃に活躍していた選手達。それが今ではベンチで采配を振るっている。
人は歳を取る。例えそれを望んていなくとも。自分に残されている時間はそう長くは無いなと改めて思わされた年度末であった。